アメリカ市場について 2/13ー17
前回の記事でも記載しましたが,世界経済動向を見極めていく上で
アメリカははずせません。
自分なりにシンプルに週間でまとめていきます(自分の勉強も含め)。
時期によっては隔週とかになることもあるとおもいます。
でわ早速本題に。
アメリカでは今記録的なインフレが起こっているのはご存知の方も多いと思います。
流石にこれは良くない状況ということで,インフレ熱を覚ますべく
FRBがインフレを抑えようとしています。その対応が利上げとなります。
この影響で円安になっています。世界的にも同じで,
正しくいうと,ドル高世界通貨安というのが正しいと思います。
利上げを継続している中,効果を見極めるため(確認する)指標として
CPI(消費者物価指数)とPPI(卸売物価指数)を市場は確認しています。
両指数が落ち込んでいればインフレ抑制の効果が出ていると判断できます。
■結果
アメリカ市場はまだまだ堅調。
購買指数は高くまた労働市場も強い。
昨年時点よりはインフレ率は鈍化しているが,まだまだ目標の2%には程遠い。
■それを踏まえた米国市場状況
景気交代は遅れるが,その分利上げのターミナルレートも上がる予想で
年初来2回上げる予想が3回に。
但し市場の反応は利上げの懸念より、根強い消費指標や労働市場を好感している。
ということで,まだまだインフレ抑制のための利上げも続くと言うことです。
ボラティリティの高い状況が続きます。
■参考
CPI
前月比+0.5%と12月から伸びが拡大
前年比は+6.4% 伸びは12月は+6.5%で鈍化したが予想の+6.2%
食料を除いたコア指数前月比+0.4% 前年比は5.6%
前月比0.7%上昇と、市場予想の0.4%上昇を上回り、昨年6月来で最大の伸び。
前年比では+6.0%予想(+5.4%)と、12月+6.5%から鈍化し21年3月来で
最低の伸びとなりましたが予想の+5.4%を上回る
ターミナルレートは5.3%の予